約3年ぶりに転職しました
10年ほど前は、ビッグデータを蓄積し分析するといえばApache Hadoopという状況でした。ところが近年では多種多様なツールが次々に登場し、必ずしもHadoopを利用する時代ではなくなってきています。そんな状況において今一体どれだけの人々がどのようなユースケースでHadoopを活用しているのだろうか? また、Big Techと呼ばれる会社の中ではどのようなことが起こっているのか? その謎を解明するため、私はAmazonの奥地へ向かった。
Day 1 pic.twitter.com/WBVsfFW5Of
— Akira Ajisaka (@ajis_ka) November 8, 2021
... というわけで、アマゾンウェブサービスジャパン合同会社に2021/11/8付で入社しました。"Senior Software Development Engineer - Big Data, AWS EMR" というポジションです。ヤフーではおそらく国内最大規模のHadoopクラスタの面倒を見てきて、非常に得難い体験をさせていただきましたが、今度はまたちょっと立場を変えて、しかしOSSコミュニティでの活動は変わらず続けていくつもりです。Twitterでは「Microsoft AzureやGoogle CloudにはHadoopのコミッタがいるけど、AWSにはいないんだよなー」って何度か愚痴ってたこともあるんですが、結果として自分がやるということになりました。勤務地は東京ですが、同僚や上司はインドにいます。オフィスへの出社は可能ですが、出社しても同僚はいないのでおそらくほぼ自宅で仕事をすると思います。同僚がほぼ全て外国人ということで英語での会話についてはかなり不安があるのですが、自分はこういう環境に自らを放り込まないと何もやらないことがよくわかっているので、あまり深く考えずに進むことにしました。ベルセルクに「お前何十年も修行して達人にでもなるのを待ってから戦場に出るつもりか?気の長げェ話だな」というセリフがあるのですが、そんな気持ちで現場でなんとかしていこうと思います。まぁベルセルク読んでないんですが。
3年と約2ヶ月の期間でしたがヤフーでお世話になった皆様本当にありがとうございました。OSSコミュニティ、Hadoopコミュニティで引き続きよろしくお願いします。
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