Memo

Twitterに書くには長すぎることを書きます。Opinions are my own.

ThinkPad X1 Carbon 2019を購入した

私物ノートPCとしてしばらくMacBook Proを使っていたけど、TouchBar意味わからん & 初代バタフライキーボードの詰まり & キーボードが熱くなる問題のコンボがつらくなってそろそろMacBook Proをやめたいと思っていた(家ではMagic Keyboardを使っているが、競プロのオンサイトなど外出時にノートPCを使うときはキーボードを持ち歩きたくない)。そんな矢先にX1 Carbonの2019年モデルが出たので購入して使っている。最初はUbuntu 19.04を入れたがいろいろいじってたら文鎮化したのでUbuntu 18.04になっている。

スペック

  • Core i7-8565U @ 1.80GHz
  • Memory 16GB
  • SSD 512GB
  • 画面解像度 2560x1440

週末クーポンとやらをつかって税込203,000円程度

(自分はデスクトップPCを随分前に売り払っていて私物PCはノートPCしかないが、持ち運び用途重視で重い処理はAWSとかにやらせる方針にしている)

Ubuntu 18.04を入れてやったこと

ファンの調整

デフォルトだとまともに回ってくれず、スリープ復帰後に必ずハングするのでthinkfanを入れたりlm_sensorを入れたりする

Fan speed control - ArchWiki

トラックパッドなどの設定

デフォルトだと赤ポチとトラックパッドが片方しか動作しない(どちらが動かなかったかは忘れたが)のでどうにかする必要があり、結果的に自分は以下の設定を入れた。

% cat /etc/default/grub | grep "GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT"
GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="quiet splash psmouse.proto=imps"

しばらくいい感じに使ってたけどソフトウェアアップデートしたらtrackpadが死んだので、i2c_hidを殺したら動くようになった

% cat /etc/modprobe.d/blacklist-aajisaka.conf
blacklist i2c_hid

この修正でこれまで使い物になっていなかった中ボタンも正常動作するようになり、中ボタンスクロールができるようになった。

省電力設定

tlpとか入れる

このあたりの設定は全体的にArch Linux wikiを読むとよい

音が出ない (2020/03/24追記)

音量調節ボタンを押したらDummy outputと表示される

www.linuxuprising.com これの#2をやると直った。

echo "options snd-hda-intel dmic_detect=0" | sudo tee -a /etc/modprobe.d/alsa-base.conf
echo "blacklist snd_soc_skl" | sudo tee -a /etc/modprobe.d/blacklist.conf

Kernelのバージョンが5.3.0-41以上だと出るバグで、自分は引っかかっていた。

aajisaka-x1carbon% uname -a
Linux aajisaka-x1carbon 5.3.0-42-generic #34~18.04.1-Ubuntu SMP Fri Feb 28 13:42:26 UTC 2020 x86_64 x86_64 x86_64 GNU/Linux

競プロの環境設定

tatsumack.hatenablog.com

を読んでJHelperに興味がわいたので、PCを変えたついでにCLion + JHelperにした

便利な点

  • Chrome拡張のcompetitive-companionと連携することで、コンテストの問題一覧ページでCtrl+Shift+Uするだけで自動でサンプルケースが登録される

    • AtCoder, Codeforcesはもちろん、vjudgeにも使える
    • 自分で作ったテストケースを登録することもできる
  • 自作ライブラリを .hpp にしておくと Alt+Enter 補完でいい感じにincludeしてくれる

    • 提出用ファイルは、ライブラリが自動で展開されて1つのファイルになっている
    • つまり、ライブラリを手でコピペする必要すらない

困った点

  • cmakeによるmakeがうまく通らなくて、JHelperロックイン感がある (もしかしたら解決方法があるかもしれない)
  • Google Code Jamのinteractive problemのように実行ファイル自体がほしい場合、JHelperで提出用ファイルを生成してそれをコンパイルすることになる

多倍長整数対策にIntelliJ IDEAを入れた

MacBook Proを売る

2016/11に税込約257,000円で買ったMBPですが、約105,000円で売れました。ざっくり計算すると1ヶ月あたり5000円弱のランニングコスト。実際は追加購入した電源タップなどアクセサリがいろいろあるけど、これは職場で使ってるMBPに使いまわせるので0ということにする。